津軽千代造窯には、3種類(大小様々、薪窯、ガス窯、灯油窯)5基の窯がある。

 窯たきは、薪窯が一番、天候や温度、季節によって、とても影響されやすい。 その時々の状態に応じて窯たきも変化する。 自然との協調か、あるいわ戦いか・・・

 窯の詰め方、作品量の加減、薪の乾き具合などによっては、窯の仕上がりが変化する。 薪窯は、一番温度が上がる場所と低い場所では温度差が100度である。 その温度差を利用して釉薬の種類を変え窯を詰む。 1300度を目標にたく。

 ガス窯は炭化火襷用、酸化焼成用に使用し、灯油窯は主に還元焼成用につかっている。

 薪窯は思い通りにならないからこそ面白い。

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