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精製
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粘土を取りに行く。
楽しみだ、ワクワクする。どんな土と 出会えるだろう。 粘土は工事現場、山、川など、意外と身近に存在する。 みつけると、指でつまんで形になれば、たいていは使える。 粘土はそのままで使える土と、手を加えないと使えない土がある。これまでの経験で、多少砂気のある土が、そのままで陶土として使えることが多い。ただし焼いてみないとわからない。 粘土を持ち帰り最初にすることは自然乾燥で、完全に乾かすこと。ひびが入ってわれてしまうようであれば、そのままでは陶土としては適さないことが多い。ひびが入るということは、収縮が大きく。その場合は砂などを混ぜ調整する。 本焼をし、テストをかさね、自分の窯に合った土を選ぶ。 硫黄分のある温泉地帯の粘土は使えない。焼成するとカルメラのようにあわ状になってしまう。 地元の土には、津軽独特の性質がある。土味が深くなり、 津軽焼きの特色と伝統につながる。
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